【あいさつ】僕が教科書読書会を開く理由

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まずは読書会の紹介コンテンツを充実させることが優先と考えているので、伝えたいことを思いついた順にまとめました。
以下、下書きです。随時編集していきます。

教科書&過去問読書会に興味のある小学生・中学生・高校生に向けて

・僕の趣味は読書会に参加することです。
本を読んで感想を聞いてもらったり、他の人の感想を聞いたりすることが好きだからです。

・でも、国語の授業はあまり面白く感じられません。(一応、僕は中学校の元国語の先生です)
教科書の内容だって元々は本の一部だったりするのに、おかしいと思いませんか?

・それはたぶん、「決まったことしか言えないから」だと思うんです。
まじめな意見を発表するとからかわれてしまいそうな気がする。
みんなが思いつかないような意見を考えついても、まわりの人の意見に合わせなくちゃいけないような空気感がある。

・僕は勉強が好きです。国語も好きです。人の話を聞くことも好きです。
真剣に考えて、自由に意見を言える人たち同士で教科書を読み合える場所があったら、絶対に楽しいはず。
そう考えて、勉強や本が好きな生徒や大人たちを集めて「教科書や入試過去問を本気で読む読書会」を始めました。

・そしたら…めっちゃ面白かった。
歴史好きな人は歴史の視点から。本好きな人は文章表現の視点から。
不登校だった人は苦労と克服の経験から。介護職の人は生や死の視点から。
いろんな人たちの感想を通して、教科書-自分-知らなかった世界がリアルにつながりました。

・だから、仲間をもっと集めたいんです。
学校の枠を越えて、勉強の「面白い」を見つける仲間の輪を広げたいんです。
国語の好きな人、理科の好きな人、英語の好きな人…そういう「好き」や「楽しい」でつながる仲間の集まる場所って、すごく楽しそうじゃないですか?

・あなたも勉強の「面白い」を探す仲間になってくれませんか?

大人に向けて

・僕が子どもたちの教育環境に感じている問題意識は、以下の3つです。
(↓クリックするとアコーディオンが開きます)

①子どもたちが過剰に受け身であること

→自分の志望校さえも自分で探そうとしない子どもが多くいます。
自分の意見や根拠を持って「俺はこうしたいんだ!」と自己表現できる子が、特に公立小中学校には非常に少なく、深刻な問題だと感じています。
自分の人生が他人事になってしまっている子をたくさん見てきました。
他ならぬ中学生の頃の自分もそうでした。

自分の意見を持つ訓練をせず、自己肯定感も行動力もなかった僕は、社会に出てから本当に大変な思いをしました。
子どもたちが自分と同じルートを辿っているのを見ると、強い危機感を感じます。

・受け身になってしまう理由は、子どもたちが「何のために勉強するのか」について考える機会も手段も与えられていないから。
つまり、自分の生き方について「自己決定」ができていないからではないか?という仮説があります。

・問題解決のキーワードは「子どもに自己決定の機会を与えること」です。

自分の半生

・僕は学生の頃、勉強は得意なのに嫌いでした。
なるべく楽に合格点を取ることを目的にして、ゲームを攻略するような感覚で勉強していました。
けれど…そのせいで大学や就職後に大きく挫折しました。

・一橋に入って来る学生は、多くが御三家や地方名門校のトップ層出身でした。
中には、偏差値の自慢ばかりをする人もいました。
けれど、「本当に『頭がいい』ってこういう人のことなんだなぁ。同い年だけど心から尊敬する。こんな人と会うのは初めてだ…」と思えるような出会いもありました。

・一般的には、
高学力な学生=有名進学塾に通って毎日勉強してきた学生。偏差値の高い学生 と認識されていると思います。

でも大学で出会った「心から尊敬できる」友人・先輩たちを見ると、その認識がどれだけ間違っていたかが分かりました。
本当に高学力な学生=塾や受験勉強よりも、習い事や文化的活動に力を入れて育ってきた学生
だと感じます。
noteのパターン⑤の記事にも書きましたが、勉強の根っこにある体験や環境の質と量が、自分とは違うんだなと感じました。

・最近改めて同級生たちと会い、「僕と君の小中学生時代って何が違うんだろう?」という話を深掘っています。
そこで出たのが、彼らは「テストで点を取るため」の教育を受けてこなかったのでは?という話です。

探究心や意欲を、幼少期にものすごく広げるような教育を受けた。
そこから自分の興味あるものを、自分で選んで学ばせてもらった。
家庭教師をつける・特別な塾に通うなど、受験のために大きなお金はかけなかった。
親は選択肢を提示したり、褒めたりしてサポートしてくれた。
だから学びが自分事になった。

興味があるから、テストや受験に関係なく自分から自然に学ぶようになった。
だから勉強がそれほど苦痛にならなかった。
その結果としていい成績が取れた。

子どもの興味関心が起点になっていて、自己決定しながら成長するような教育を受けてきたんだなと感じました。

これに対して、僕は初めから「テストで点を取り、大人や友達に認めてもらうこと」を勉強の目的にしていました。
いい学校を出れば将来の選択肢が広がるから、そこを目指しなさい。
という教育を受けてきました。
だから点数ばかりにこだわってしまい、自分が楽しめるか、成長しているかを大切にできなかったのだと思います。

本当に優秀な学生との、地力の違いを痛感した大学生活でした。
興味が感じられないまま「将来のために勉強してるんです」と僕に話す中高生たちを見ていると、まるで昔の自分を見ているようで恐ろしく感じるんです。

▼人生の転機

そんな僕が30歳を過ぎて自営を始め、大きな転機がありました。
それは、学ぶことが自分事になったことです。
自営を始めてからは、学んだことがそのまま授業や経営、お客さんからの評価に結びつきました。
将来のためとか社会のためではなくて、今のため、自分のために学べるようになりました。

今は学ぶことと挑戦が楽しくて仕方がありません。
これが大学時代、羨ましくて仕方なかった同級生たちのあの感覚か!と感じました。

学びの自分事は、僕にとっての「何のために勉強するのか」の答えそのものでした。
この感覚を子どもたちにも伝えねばならない。そう強く感じています。

②勉強を「つらそう・面白くなさそう」にしていること

→僕はよく図書館で仕事をします。そこに自習に来ている小中高校生の姿をよく見かけます。
分厚い問題集を解きながら「あ~疲れた~!」と苦悶の表情を浮かべている子、多いです。

特に中受生は一生懸命で、長期休みは朝早くから塾の始まる時間まで真剣に四谷大塚の問題集を解いています。
そんな姿を見ていると…そこ、本当はめちゃくちゃ面白い単元なのに!そんなつらそうな顔する必要ないのに!!という気持ちになります。

③勉強を「一人でもくもくと」やってること

→一緒に学ぶ仲間がいた方が絶対に楽しいし、楽しいからこそ継続できます。
だから大人は朝活に参加したり、起業する時にクラウドファンディングやオンラインサロンで仲間を作ったりするのですよね。
自分の考えたこと・やってみたことを共有して、「それ面白いね!」と言ってもらえるから人は頑張れるんだと思います。

でも、意欲の高い子どもたちが集まって勉強の話をし合えるコミュニティが、どこにもない
特に、公立学校には意欲や学力の高い子どもたちが伸び伸びと意見をぶつけられる場所がないと感じています。
ギフテッドにとってだけでなく、「成績は普通だけど学ぶことが好き」な子どもたちにとっても、これは深刻な問題です。

もう10年ほど前、ある生徒の保護者から感謝の手紙をいただいたことがあります。
こんな内容でした。
ーーーーー
息子は勉強が得意で好きなのですが、そのせいでクラスメイトとは話が合わず、学校では友達ができないようです。
正直なことを申し上げますと、○○塾に勉強面での指導は期待していませんでした。
中学受験を通して息子に1人でも友達ができたら…そう思い入塾を決めました。

今は、この塾に決めて本当に良かったと思っています。
塾では真面目なことを言ってもお友達にからかわれることがなく、『今日は××君とこんなことをした』と嬉しそうに話してくれます。
これから卒業まで、どうぞよろしくお願いいたします。

※当時勤めていたのは中堅校向けの塾でしたが、この生徒は偏差値70を超えていたため
ーーーーー

「受験は個人戦」とおっしゃる先生が多いですが、僕は違うと思います。
偏差値を上げるためなら、一人で勉強するのが最も高効率なのは確かです。
でも、その子が学びを楽しいと感じて、生涯を通じて学び続ける子になるためには、何よりも一緒に学びを楽しめる仲間が必要なんです。
それは、その子がどんな学校にいても(=高偏差値校に入らなくても。私立の学費を払えなくても)手に入れられるべきなんです。

考えたり話したりすることが好きな子どもたちが、好きなことをいくらでも考えたり話したりできる場所。
いま私が開いている大人向けの勉強会がそういう雰囲気なので、学生向けにもそんな場所を作りたいと思っています。

考えたり話したりすることを好きな子どもたちが、好きなだけ考えたり話したりできる場所をつくりたい

・僕は荒れた中学で思春期を過ごし、大学では優秀な人たちとの差に気付かされ、公務員、民間企業、NPO・ボランティア、起業、2つの大学での学び直しなど、いろんな世界で様々な人たちの生き方や価値観に触れてきました。

人生観も、SDGsも、自然も文化も芸術も、僕の見てきた世界はどれも教科書とリンクしていました※
だから、僕は自分の経験と視点を生かして、教科書や入試問題と子どもたちの実生活をつなげたいと思っています。


→具体的な内容は教科書読書会の記事をご参照ください

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