「論理的思考力を鍛える」ってどういう意味?

2021年7月12日

このページでは「論理的思考力を鍛える」ために具体的にどんな指導を行っているのか、塾長が何を目指して授業をしているのか、例を挙げて説明していきます。

まなびやさんの考える「論理的思考力」の定義
 ―なぜ論理的思考力なんて必要なのか―

「こうだから、こうなる(こうする)。」
正しい根拠をもって判断し、行動することのできる能力。


これが、まなびやさんの考える論理的思考力です。
まなびやさんはお子さまの論理的思考力を、小学生のうちから徹底的に鍛えます。

「うちの子は算数が苦手」その本当の原因は?

例えば小学生にわり算の問題をいくつか解かせたあと、下のような問題を解かせます。

問:A中学校は去年300人の生徒がいましたが、今年は生徒が15人減りました。
今年のA中学校の生徒は何人ですか?

300÷15=20 答え:20人!

まさかこんな簡単な問題で…と驚かれる保護者の方も多いかもしれませんが、公立小学校に通っていて算数の授業についていけていない場合、このくらいの学力水準だと考えた方がいいです。

しかし、ほとんどの場合はこの状況がしっかりご家庭に伝わらず、なかなか問題視されません。
それは「小学生のうちは、理解していないのに間違い直しができてしまう」からです。

いやいや、15人減ったのにわり算はおかしいでしょ。よく考えて解き直してみなさい。

あっ!300-15=285 答え:285人→〇

今回の間違いは何が原因だった?

問題をちゃんと読んでなかったので計算ミスをしました。

よし、今度からはきちんと問題文を読むんだぞ。




このやり取りをどう思われるでしょうか?
子どもが自分で直せたし、「単なる注意力不足」だから心配ない。
そう考えてしまうのではないでしょうか。
(私も塾を始めたばかりの頃はそうでした)

…しかしこういう間違いをする生徒の場合、半数以上が数日後には同じ間違いをします。
定期試験で40点以下くらいの学力の場合、中学生になっても同じ間違いを繰り返します。

ごく普通に学校を卒業された、特に大学等を卒業された保護者の方々には想像もできないことだと思います。

なぜわが子がこんなに簡単な問題でつまずいてしまうのか…
それは、子どもたちは私たちが思っている以上に「足す・引く・かける・わる」の意味を理解していないからです。

論理的に思考ができていない、つまり感覚で解いているんです。

小学5年生以前でつまずいているケースでは、まず間違いなくこの概念が分かっていません。
「かける」は「増える」、「わる」は「減る」くらいにしか考えられていないんです。
だから、

生徒が15人「減った」&「今までわり算の問題を解いていた(だからこの問題もわれば答えが出るだろう)」

÷15をすれば答えが出るはずだ!

間違い直しの時には、
「÷じゃないのか、じゃあ-だな。」という思考になってしまっています。


これはまだ頭の中が未成熟で、本能や直感によって問題を解いている状態です。

まずは生徒に深く染みついた謎の理論を引きはがすところから、まなびやさんの授業は始まります。

まなびやさんで実践している指導方法
 ―学力の「基礎」とは―

まなびやさんではこのような生徒に対して、四則計算の意味を説明するところまでさかのぼって指導します。
※もちろん、本当によく読んでいないだけで間違えた生徒に対しては違う対応をします

もう少し正確に言うと、勉強に使う「言葉の定義や概念」を、生徒の腹に落ちるまで繰り返し指導します。

これがすべての学力の「基礎」となる部分だと、まなびやさんは考えています。

「足す」とは「増える、加える」
「引く」とは「減る、少なくなる」
「かける」とは「○○倍になる」「同じまとまりが複数個ある状態」
「わる」とは「同じ数ずつに分ける」「ある数の中に、同じ数のまとまりがいくつ分あるか考えること(つまりかけ算の逆)」

お子さまの学習段階に応じて、具体例を挙げたり図を描いたりして考えてもらいます。

これを基本としながら様々な文章題を解き、「足す」とはこういう概念なんだ、「かける」とはこういう概念なんだという、言語化できない部分の能力を鍛えていきます。

スポーツ選手で例えると、あらゆる動作の基礎となる体幹を鍛えるイメージです。

これを積み重ねていくと、
「AさんはBさんより3時間遅く到着した(遅い=たくさん時間がかかる→足し算)」
「5人座れる長椅子x脚を用意したところ、2人座れなかった(5人のまとまりがx個→かけ算、2人座れない=思っていたより2人多い→足し算)」

というように、より高度な概念や難しい言葉を使った文章題でも理解ができるようになります。

このような過程を経て、「こうだから、こうなる。だからこうする。」という論理的思考力を鍛えていきます。
確実にじっくりと、です。

これが、まなびやさんの指導方針である「論理的思考力を鍛える」ことの中身です。



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Posted by まなびやさん