国語の
「本当の楽しさ」を
体験できる場所

国立中学校の国語の授業をもとにした、小中学生向けの読書会を開催中
詳しくはこちら→小中学生向け読書会「国語のひろば」開催レポート②(2023年12月の課題本:『空気がなくなる日』)

フレーズで見る教科書&過去問読書会

読書会で印象に残ったフレーズをまとめてみました。
※レイアウトが崩れる場合はパソコン、またはタブレットでご覧ください。

変わらないように努力することができるものは「心」。
感性。それしかないんだ。

朝井リョウ「スター」(都立日比谷高校 令和4年度)

質や価値を測る物差しなんて、一番変わりやすい。

待つ。ただそれだけのことが、俺たちは、どんどん下手になっている。

そのとたん、私は自分の心臓が
どこにあるのかがはっきりわかった 。

後ろから「おい。」と声をかけられた。戸部君だ。
ずっと耳になじんでいた声だからすぐわかる。

かたむいた陽が葉っぱの間からちらちらと差し、半円球の宙にまたたく星みたいに光っていた。

安藤みきえ「星の花が降るころに」(国語の教科書 中1)

世界は、楽しいこと、悲しいこと、美しいことで満ち満ちている。誰もが一生懸命生きている。それこそありえないほどだ。

北極には、一年に一度流氷が解けるときに小さな氷の惑星ができるってイヌイットの間ではいわれている。
アイスプラネットだ。

椎名誠「アイスプラネット」(国語の教科書 中2)

「それが一番近いの」
「近くなくてもいい」
姉は根気よく言葉を探す。
「一番美しいの」

宮下奈都「まだまだ、」(麻布中学校 2020年度)

視界の隅で朝倉君が動くたびに、私も揺れた。

私の「好き」なんて曖昧で、形がなくて、天気や気分にも左右される、実体のないものだと思う。

主催者について

▼プロフィール
一部の私立・国立中学校でしか受けられない「読書を通して国語力を育てる授業」をアレンジして再現。体験イベントを開催中|読書教育と小論文指導が専門|一橋大学法学部|国語を楽しみながら学ぶ選択肢を、全国の子どもたちに。

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