
このページでは「運動会の作文の書き方」を解説してるよ!
.jpg)
1. かんたんな例文
↓
2. テーマの決め方・作文メモの作り方・下書きのコツ
↓
3. はじめ・なか・おわり の具体的な書き方
↓
4. 全体の例文(組体操、つな引き、創作ダンス)
のじゅん番で説明したから、もくじ↓の読みたいところをクリックしてね!

ちなみに、「原稿用紙の書き方」は↓のページで詳しく解説してます!
書き方で悩んだらぜひ見てみてください!
1. 短い例文を読んでみよう ~まずは構成を理解する~

「はじめ・なか・おわり」って言われても、具体的にどう書けばいいのか分からないよ~!

そうですよね。
そんなときは、お手本(例文)を読むとグッと書きやすくなりますよ!
.jpg)
3パターンの例文を用意したから、まずはこれを読んで全体像をつかんでね!

まずは、一番かんたんな「運動会の朝の気持ち」から始める書き方からだよ!
パターン1:運動会の朝から始める
【はじめ】…運動会の朝にあったこと
運動会の朝、わたしはいつもより早く目が覚めました。
今日はいよいよリレーの本番です。
↓なんやかんやあって…
【なか(前半)】…「心にのこった場面」の始まり
午後になって、いよいよリレーの時間がやってきました。
三番手のわたしは、スタートラインで二番手の走者を待っていました。
↓なんやかんやあって…
【なか(後半)】…「心にのこった場面」のけつまつ
結果は三位でしたが、チーム全員で力を合わせてがんばれたことが一番うれしかったです。
【おわり】…まなんだこと&これからのこと
この経験をとおして、わたしはちょうせんすることの大切さを学びました。
.jpg)
太字のところに注目してね!

次は「心にのこった場面の『説明』」から始めるパターンだよ!
パターン2:心にのこった場面の「説明」から始める
【はじめ】…心にのこった場面の説明
今年の運動会では、たくさんの楽しい思い出ができました。
中でも一番心に残ったのは、リレーでバトンを受け取ったしゅんかんです。
↓なんやかんやあって…
【なか(前半)】…「心にのこった場面」の始まり
運動会当日の午後、いよいよリレーの時間がやってきました。
三番手のわたしは、スタートラインで二番手の走者を待っていました。
↓なんやかんやあって…
【なか(後半)】…「心にのこった場面」のけつまつ
結果は三位でしたが、チーム全員で力を合わせてがんばれたことが一番うれしかったです。
【おわり】…まなんだこと&これからのこと
この経験をとおして、わたしはちょうせんすることの大切さを学びました。
.jpg)
内容はパターン1と同じだけど、じゅん番が変わると印象も変わるでしょ?

それじゃあ最後は、「心にのこった場面の『直前』」から始めるパターン!
パターン3:心にのこった場面の「直前」から始める(=クライマックスから始める)
※かっこいいですが、上級者向けの書き方です※
【はじめ(前半)】…「心にのこった場面」の直前
運動会のリレーで、ついにわたしの番が近づいてきました。
三番手のわたしは、スタートラインで二番手の走者を待っていました。(「心にのこった場面」の直前)
【はじめ(後半)】…運動会の朝にあったこと(前日や、練習のときのできごとでもOK!)
この日の朝、わたしはいつもより早く目が覚めました。
今日は運動会で、いよいよリレーの本番です。
朝ごはんを食べながら、お母さんが「がんばってね。」と言ってくれました。でも、きんちょうしたわたしの顔を見て少し困ったようなひょうじょうをしていました。 (←できごとや、感じたことをくわしく書くのがポイント)
↓なんやかんやあって…
【なか(前半)】…「心にのこった場面」の始まり
すべての個人競技がおわり、いよいよリレーの時間になりました。
三番手のわたしは、スタートラインで二番手の走者を待っていました。
↓なんやかんやあって…
【なか(中ばん)】…「心にのこった場面」(一番強調したいところ)
二番手の走者からバトンを受け取ったしゅんかん、わたしは必死になって走り出しました。
↓なんやかんやあって…
【なか(後半)】…「心にのこった場面」のけつまつ&感じたこと
結果は三位でしたが、チーム全員で力を合わせてがんばれたことが一番うれしかったです。
↓なんやかんやあって…
【おわり】…まなんだこと&これからのこと
この経験でわたしは、一人ではできないことも、仲間ときょうりょくすれば、やりとげることができるということを学びました。

わかった!
「はじめ・なか・おわり」の作文って、パズルみたいにじゅん番を考えればいいんだね!

そうです!
作文メモさえ作ってしまえば、あとはじゅん番を入れかえるだけで書けるんですよ。
.jpg)
これなら私でもまねできそうかも!
作文メモの作り方、教えてください!
2.テーマの決め方

例文で全体像がつかめたら、つぎは作文メモを作ってみましょう!
まずは、メモを作る前の「テーマの決め方」から説明しますね!
.jpg)
テーマって、どうやって決めたらいいんですか?

運動会をとおして一番心にのこった場面を、「1つだけ」選ぶと書きやすいです。
あれもこれも書くより、1つだけにスポットライトを当てた方が、作文の構成を整えやすくなりますよ!
「心にのこった場面」選び方のポイント
📌ポイント:運動会の中で、一番いんしょうにのこったできごとを選ぶと書きやすいです
- 一番きんちょうしたしゅんかん
- 一番うれしかった場面
- 一番くやしかった時
- 友だちや先生とのやりとり

たとえばこんな例があるよ!
「心にのこった場面」の例
- リレーでバトンを受け取った(渡した)しゅん間
- 組体そうで技が成功した時
- 50メートル走でゴールしたしゅん間
- 応援の声が聞こえた時
3.作文メモの作り方

ぼくは50メートル走のことを書きたいな~!
でも、どうやって書き始めたらいいのかな…?
.jpg)
それなら、一緒に「作文メモ」を作ってみようよ!

メモ作りはちょっと面倒ですが、作った方がずっと簡単に作文が書けます。
作文メモのコツは↓のページで紹介しているので、なやんだらぜひ読んでくださいね!
4.下書きのコツ
.jpg)
メモができたら、いよいよ下書きだよ!

下書きは自由に書くのがポイント!マスからはみ出しても全然OK!
細かいことは気にせず、どんどん書くといいよ!
- 思いついたことをどんどん書く
- 字がきたなくても気にしない
- マスからはみ出ても気にしない
- 文章のじゅんばんは後で直せばOK
- まずは書き上げることが大切

どんなふうに書けばいいか、次の章↓で説明しますね!
5.「はじめ」の書き方(例文)
.jpg)
「はじめ」は、これから何について書くのかを伝える大切な部分だよ!

例文を使って、3つのパターンを紹介しますね!
①:運動会の日の「朝」から始めるパターン
📌例文:
運動会の朝、わたしはいつもより早く目が覚めました。
今日はいよいよ〇〇(=種目の名前)の本番です。
②:心にのこった場面の「説明」から始めるパターン
📌例文:
今年の運動会では、たくさんの楽しい思い出ができました。
中でも一番心に残ったのは、クラス対抗リレーです。
③:心にのこった場面の「直前」から始めるパターン (※上級者向け)
📌例文:
運動会のリレーで、ついにわたしの番が近づいてきました。
三番手のわたしは、スタートラインで二番手の走者を待っていました。
6.「なか」の書き方(例文)
.jpg)
「なか」の部分には、どんなことを書けばいいの?

「なか」は心にのこった場面を書くところです。
作文メモを見ながら、こんなふうに↓書くといいですよ!
① 作文メモを見る
📌もし、こんな作文メモだったら…
- 一生けんめい走った
- きんちょうしてた。自分は足がおそいから。
- スタートラインで待ってた
- 白組(=自分)は負けてた
- リレーで勝ったら逆転できる
- バトンを受け取ったしゅん間、頭の中がまっ白になった
- 後半、息がきれてころびそうになった
- 差が広がるかもと思って怖かったけど、なんとかキープできた。自分の役目が果たせてよかった!←これが心に一番強くのこってる!
- 最後の力をふりしぼってバトンを渡した
② じゅん番を整理する(だいたいでOK!)
📌1.時間じゅんに数字をつけて… ※始め…① まん中くらい…② 終わり…③
- 一生けんめい走った…②
- きんちょうしてた。自分は足がおそいから。…①
- スタートラインで待ってた…①
- リレーで勝ったら逆転できる…①
- 白組(=自分)は負けてた…①
- バトンを受け取ったしゅん間、頭の中がまっ白になった…②
- 後半、息がきれてころびそうになった。…③
- 差が広がるかもと思って怖かったけど、なんとかキープできた。自分の役目が果たせてよかった!…③
- 最後の力をふりしぼってバトンを渡した…③
📌2.書きたいじゅん番に並べかえる!!↓
- 白組(=自分)は負けてた…①
- リレーで勝ったら逆転できる…①
- スタートラインで待ってた…①
- きんちょうしてた。自分は足がおそいから。…①
- バトンを受け取ったしゅん間、頭の中がまっ白になった…②
- 一生けんめい走った…②
- 後半、息がきれてころびそうになった。…③
- 差が広がるかもと思って怖かったけど、なんとかキープできた。自分の役目が果たせてよかった!…③
- 最後の力をふりしぼってバトンを渡した…③
③ 下書きを書く!
📌「なか」の例文:(※見やすいように、実際の作文よりも改行を多くしてあります)
いよいよリレーの時間になりました。
この時点で白組は百九十点、赤組は二百十点。二十点差で白組が負けています。…①(←じょうきょうの説明)
でも、このリレーで勝つことができれば、白組が逆転することができます。
はっきり言って、ぼくは足がおそいです。…①(←考えていたこと)
「陸上部っていうだけで、なんでぼくがリレーの選手なんだよ。」
きのうまではそう考えていましたが、もう逃げられません。
逆転勝利か、このまま負けるのか。白組の運命は、ぼくたちリレーの選手にかかっています。
入場曲が鳴り終わり、ぼくは第三走者のスタートラインに立ちました。…①(←心にのこった場面の「直前」)
プレッシャーのせいで、うまく息ができません。
なんとか気持ちを落ち着かせるために、ぼくは深呼吸をくり返しました。
↓
なんやかんやあって…
↓
バトンを受け取ったしゅん間、きんちょうで頭の中がまっ白になりました。…②(←心にのこった場面の「始め」)
観客席の方から応援の声が聞こえたような気がしましたが、よく覚えていません。
絶対にこれ以上差を広げちゃいけない。そのことだけを考えて、とにかく必死で走りました。
コーナーを曲がった後半のところで、急に息が切れ始めました。…③(←心にのこった場面の「まん中」)
いつもならもっと速く走れるのに、疲れのせいでうまく足が動きません。
ぼくのせいで白組が負けてしまうんじゃないか、そんな恐怖と戦いながら、最後の力をふりしぼって〇〇君にバトンを渡しました。
アンカーの〇〇君は、力強くぼくのバトンを受け取ってくれました。
必死に走っていたので気づきませんでしたが、赤組との差はそれほど広がっていなかったようです。(←心にのこった場面の「終わり」)
結果は、あと少しのところで追いつけず赤組の勝ち。(←心にのこった場面の「けつまつ&感じたこと」)
総合得点でも赤組が優勝でした。…③
負けたことはくやしいです。
でも、足のおそい自分でも、赤組の走者に引きはなされず、きちんと役割を果たせたことが、一番うれしく感じました。

おぉ~、作文メモを並びかえただけなのに、すごく作文っぽい!
.jpg)
でも、「なんでぼくがリレーの選手なんだよ。」なんて書いても大丈夫なのかな…?

大丈夫です!
自分のしょうじきな気持ちを、自分のことばで書くと、リアルでみりょく的な作文になりますよ。
この例文も、わたしが小学生だったときのしょうじきな気持ちを書きました!

(ただし、人をバカにしたり、他の人が「嫌だな」と感じることは書かないでくださいね。)
7. 「おわり」の書き方(例文)

作文の終わり方も大事だよね。
どんなふうに終わらせたらいいのかな?

これは、種目別に3パターンの例文を紹介しますね!
①:「学んだこと」を書くパターン
📌例文:
- つな引き:
最初はみんながバラバラに引っ張って負けそうになりました。
しかし、「みんなで息を合わせよう。」と声をかけ合ったら、急に力が強くなって勝つことができました。
このけいけんから、仲間ときょうりょくすることの大切さを知りました。
一人の力は小さくても、みんなで力を合わせれば大きなことができると思います。 - 組体そう:
重くてくずれそうになりました。
でも、お互いに声をかけ、はげまし合うことで最後までたえることができました。
このけいけんで、友だちを信らいすることの大切さを学びました。
お互いに支え合うことで、一人ではできないことも成功できると思います。 - ダンス:
最初は動きがそろわなくて失敗ばかりでした。
でも、何回も練習を続けたおかげで本番では上手に踊ることができました。
このけいけんから、みんなで話し合うことの大切さを知りました。
練習のときに技のタイミングを何度も話し合ったからこそ、本番でも成功できたのだと思います。
②:「これからの目標」を書くパターン
📌例文:
- つな引き:これからは、何をするときも一人で頑張るのではなく、みんなで協力することを大切にしたいです。
- 組体そう:これからは、大変そうな人を見かけたら自分から声をかけられる人になりたいです。
- ダンス:これからは、うまくいかないことがあっても、すぐにあきらめずに努力を続ける人になりたいです。
③:「かんしゃの気持ち」を書くパターン
📌例文:
- つな引き:
最後まであきらめずにつなを引き続けることができたのは、観客席から応援してくれた人たちのおかげです。
今年の成功を生かして、来年も二連覇を狙いたいです。 - 組体そう:
運動の苦手なわたしでも〇〇(技名)が成功できたのは、一緒に練習してくれたクラスメイトのおかげです。
今度は自分が恩返しできることはないか、考えたいです。 - ダンス:
タイミングがずれてあせったけど、すぐに心を落ち着かせて、まわりに合わせることができました。
これは、あたたかいはく手や応援をくれた人たちのおかげです。
おうえんしてくれた人たちに、心からかんしゃしています。
来年もまた、いい運動会になるといいなと思いました。
8.全体の例文
.jpg)
ここまでのポイントを踏まえて、全体の例文を紹介するよ!

組体操、つな引き、創作ダンスの3つの種目で書きました。
どのパターンで書いたかも明記していますので、参考にしてくださいね!
例文1:組体操(運動会の「朝」から始めるパターン)
📌例文:
▼運動会の前の様子・学校での準備
運動会の朝、わたしはいつもより三十分も早く目が覚めました。(運動会の前の様子)
今日はいよいよ組体操の本番です。
きのうの夜は、みんなで作るピラミッドがちゃんとできるかどうか心配で、なかなか眠れませんでした。(前日や、それ以前の練習はどうだった?)
朝ごはんを食べながら、お母さんが「しっかり食べて今日はがんばってね。」と応えんしてくれました。
でも、わたしはきんちょうして、いつものように食べることができませんでした。(朝の気持ちや様子は?)
学校に着くと、友だちもみんなそわそわしていました。(学校に着いてからの様子)
ピラミッドのメンバー十二人で集まって、最後の確認をしました。(準備など、何をした?)
わたしは一番下の土台です。
練習では何度も友だちの重さにたえられずにくずれてしまったので、本番でも失敗してしまいそうで不安でした。(自分やみんなの様子、気持ちは?)
でも、友だちが「大丈夫、みんなでがんばろう。」と声をかけてくれたので、少し安心しました。(友だちや先生の言ったことや行動・様子)
▼心にのこった場面の「はじまり」
午後になって、いよいよ組体操の時間がやってきました。(心に残った場面の始まり)
運動場の真ん中で、わたしは両手と両ひざを地面につけて、友だちが上にのぼってくるのを待っていました。(どんなじょうきょうだった?)
最初に二段目の友だちがわたしの背中にのぼってきたとき、予想以上の重さにびっくりしました。(どんな気持ちだった?)
でも、みんなを支えなければという気持ちで、歯を食いしばってがんばりました。(なにを考えてた?)
▼心にのこった場面の「まん中」
三段目、四段目と友だちがのぼっていくと、わたしの腕と足がふるえてきました。(まず、何をした?)
観客席からは大きなおうえんの声が聞こえてきて、それがわたしに勇気をくれました。(次に、何があった?)
そして、ついに一番上の友だちがのぼりきったとき、会場全体から大きなはく手が起こりました。(最後に、何があった? どんなところを一番がんばった?)
そのしゅん間、今まで感じたことのないたっせい感を感じました。(どんな気持ちになった?)
▼心にのこった場面の「けつまつ」&感じたこと
組体操が終わったあと、わたしは友だちとハイタッチをして喜びました。(終わったあと、どうした?)
一人では絶対にできないことを、みんなで力を合わせてやりとげたことが本当にうれしかったです。(何が一番うれしかった?)
▼まなんだこと&これからのこと
この経験をとおして、わたしは仲間を信らいすることの大切さを学びました。(運動会の前と後で、何をまなんだ?何が変わった?)
一人一人の力は小さくても、みんなできょう力すれば、こんなにもすばらしいことができるのだと実感しました。
来年の運動会でも、今年以上にみんなで心を合わせて、もっと素敵な組体操を作り上げたいです。(次回や来年に向けて考えたこと)
例文2:創作ダンス(心にのこった場面の「説明」から始めるパターン)
📌例文:
▼「心にのこった場面」の説明
今年の運動会では、たくさんの思い出ができました。(運動会全体の感想)
とうきょうそうも組体操も楽しかったけれど、中でも一番心に残ったのは、クラス全員でおどった創作ダンスです。(一番心に残ったこと)
あの時の一体感は、きっと一生わすれることができないと思います。(どんな気持ちになった?)
▼運動会の前の様子・なぜ特別だったのか
なぜ創作ダンスが特別だったのかというと、わたしは人前でおどることがとても苦手だったからです。(その場面が特別だった理由)
体育の時間にダンスの練習が始まったとき、わたしはみんなの前ではずかしい思いをするのかなと不安でした。(運動会の前の気持ち)
でも、たん任の〇〇先生が「一人一人が主役になって、みんなで素敵なダンスを作りましょう。」と言ってくれたので、わたしもがんばってみることにしました。(友だちや先生の言ったことや行動・様子)
練習では、なかなかステップが覚えられずに、何度も友だちに教えてもらいました。(練習ではどうだった?)
▼心にのこった場面の「はじまり」
運動会当日の午前中、いよいよ創作ダンスの時間がやってきました。(「心にのこった場面」の始まり)
校庭の中央に、クラス全員で円を作って並びました。(どんなじょうきょうだった?)
観客席には、お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんがカメラをかまえて見守ってくれていました。(まわりの様子は?)
音楽が流れ始める前のしずけさの中で、わたしの心ぞうはドキドキと鳴っていました。(どんな気持ちだった?)
となりにいた〇〇さんが小さな声で、一緒にがんばろうと言ってくれました。
▼心にのこった場面の「まん中」
音楽が始まったしゅん間、わたしたちは練習してきた通りにおどり始めました。(まず、何をした?)
最初はきんちょうしていましたが、みんなの息の合った動きを見ているうちに、少しずつリラックスしてきました。(次に、何をした?)
手を上げるところ、回るところ、ジャンプするところ、すべて友だちと同じタイミングで動けて、とても気持ちよかったです。(最後に、何があった? どんなところを一番がんばった?)
観客席からの温かいはく手と声えんのおかげで、自信をもっておどりきることができました。(まわりの様子は?)
▼心にのこった場面の「けつまつ」&感じたこと
ダンスが終わったあと、わたしたちは観客席に向かっていっせいにおじぎをしました。(終わったあと、どうした?)
大きなはく手とかん声が起こって、わたしはなみだが出そうになりました。
クラス全員でやりとげたというたっせい感で、胸がいっぱいになりました。(何が一番うれしかった?)
▼まなんだこと&これからのこと
この経験をとおして、わたしは苦手なことでも、みんなと一緒なら楽しくできるということを学びました。(運動会の前と後で、何をまなんだ?何が変わった?)
一人ではずかしくてできないことも、応えんしてくれる人がいれば勇気を出してちょうせんできるのだと分かりました。
来年の運動会でも、今年のようにクラス全員で心を合わせて、素敵な演技をしたいです。(次回やこれからに向けて考えたこと)
例文3:つな引き(心にのこった場面の「直前」から始めるパターン|上級者向け)
📌例文:
▼「心にのこった場面」の直前
いよいよつな引きが始まろうとしていました。(心にのこった場面の直前)
相手は今まで一度も負けたことのない六年一組です。(どんなじょうきょうだった?)
わたしたち二組は、太いつなの前に一列に並んで、最後の作せん会議をしていました。(なにをしていた?)
みんなの顔や声から、きんちょうしていることが伝わってきました。(まわりの様子は?)
わたしはつなの真ん中あたりを持つことになっていて、チーム全体の力を感じる大切な位置にいました。
▼運動会の前の様子
この日の朝から、わたしたちはずっとつな引きのことを考えていました。(運動会の前の様子)
朝の会の後も、何人かで集まって作せんについて話し合いました。(自分やみんなの様子、気持ちは?)
お弁当の時間も、みんなつな引きのことを話していました。(準備など、何をした?)
クラスのみんなが、どれだけこのつな引きにかけているかがよく分かりました。
▼心にのこった場面の「はじまり」
笛の音が鳴りひびいて、ついにつな引きが始まりました。(「心に残った場面」の最初にもどる)
それーという合図とともに、わたしたちは一せいにつなを引き始めました。(まず、何をした?)
最初は互角でしたが、だんだん相手チームに引かれていくのが分かりました。(次に、何をした?)
観客席からは「がんばれー、二組ー。」という声が聞こえてきましたが、わたしたちの足は少しずつ前にすべっていきました。(まわりの様子は?)
▼心にのこった場面の「しゅん間」(まん中)
その時、となりにいた〇〇君が「あきらめるな。最後まで引くんだ。」と大きな声でさけびました。(まず、何が起きた?)
その声を聞いたしゅん間、わたしたちは最後の力をふりしぼって、せーの、せーのというかけ声に合わせて必死につなを引きました。(どんなところを一番がんばった?)
すると少しずつ、少しずつ、つなを引きもどす手ごたえが感じられました。(次に、何をした?)
▼心にのこった場面の「けつまつ」&感じたこと
最後の最後まで、わたしたちはあきらめずにつなを引きました。(どんなけつまつ?)
でも、とうとうしん判の先生が相手チームの勝利をせん言しました。
くやしくて、なみだが出そうになりましたが、チーム全員で最後まで戦えたことは、とても誇らしい気持ちでした。(何が一番うれしかった/くやしかった?)
▼まなんだこと&これからのこと
この経験をとおして、わたしは不利なじょうきょうでも、最後まであきらめずに戦うことの大切さを学びました。(運動会の前と後で、何を学んだ?何が変わった?)
一人ひとりの力では負けていても、声をかけ合って協力することで、逆転できることもあると思います。
わたしも来年から中学生です。
仲間と協力すること、そして最後まであきらめない心を、これからも大切にしていきたいです。(次回やこれからに向けて考えたこと)
.jpg)
太字の部分に注目すると書きやすそう!

作文を書くとき一番大切なのは、体験や気持ちを自分なりの言葉で表現することです。
小説家のように上手な表現じゃなくてもいいんです。
あなたらしい表現で書かれた文章が一番素敵だと、わたしは思いますよ!
9.作文の表現力をアップさせる裏ワザ
.jpg)
例文分かりやすかったです!
でも、もうちょっと自分らしくアレンジしてみたいな…

そんな人のために「作文の表現力を上げる方法」を↓のページで解説しています!
.jpg)
自分の気持ちをリアルに表現したり、作文にはくりょくを出すテクニックがたくさんのってますね!

ぼく、いつも「楽しかったです」ばっかりになっちゃうから悩んでたんだ…
このワザを使えば、もっといい作文が書けるかも!

作文がなんかイマイチだな…と悩んだときは、ぜひ読んでみてくださいね!
おわりに:作文で困った時はここを見て!

作文の宿題って大変なんだよね…
.jpg)
まなびやさんでは、他にもいろんな作文の書き方を紹介してるよ!

アクセス数やLINEの友達登録が伸びたら動画解説も作ろうと思っているので、ぜひ他のページも見て行ってくださいね!
もしこのページが役に立ったと思ったら、友だち登録していただけると嬉しいです!