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このページでは「人権作文」の書き方を解説してるよ!

まなびやさんは作文と小論文が専門の塾なんだよ。
このページでは人権作文の基本型↓を使って説明するから、誰でも簡単に作文が書けるよ!

人権作文の基本形

1.書き出し
例)「人権」と聞いた時、最初に思いついたのはいじめのことでした。

2.調査
例)いじめと人権について、インターネットで調べてみました。

3.分かった事実
例)「 」というサイトには、こんなことが書いてありました。

4.意見と根拠
例)これを読んで、私は( 意見 )と思いました。なぜなら( 理由 )だからです。

5.体験談(作文のメインになる部分)

6.体験談を踏まえた意見
例)この経験からも、私は( 意見 )と思います。

7.まとめ
例)人権作文を書くことを通して、私は(  )ということを学びました。
これからは(  )していきたいです。

<strong>塾長</strong>
塾長

できるだけ簡単に作文が書けるように、このページでは以下の順番で説明をしています。

第1章:ざっくり解説|人権とは?

第2章:人権作文で書きやすいテーマ

第3章:質問に答えるだけで書ける!人権作文の書き方

第4章:例文を参考にする

順番に読んだ方が分かりやすいよ。
ぜひ最後まで読んでみてね!

第1章:ざっくり解説|人権とは?

人権について理解しよう!

<strong>塾長</strong>
塾長

とてもざっくり言うと、人権というのは誰もが「自分らしく、幸せに生きる権利」のことです。

「自分らしく幸せに生きる」って、具体的にどういうことですか?

<strong>塾長</strong>
塾長

いい質問ですね!
中学校で習う範囲では、差別されない権利」と「自由に生きる権利だと考えると分かりやすいですよ。

下の表に、中学の公民で習う人権をまとめたよ!
作文に関係ないものもあるから、難しいと感じたらこの表は読まなくてもOKだよ!

日本の憲法では、人権は平等権」「自由権」「社会権の3種類があるんだね。
平等権=差別されない権利、自由権と社会権=自由に生きる権利みたいなイメージなんだ。

新しい人権っていうのは何?

<strong>塾長</strong>
塾長

今の憲法は古くて、1946年に作られました。
当時の日本にはビルも建っていなかったし、スマホもなかったんですね。
結婚相手も、親が決めるのが当たり前でした。

でも、時代が進んで新しい物や技術がたくさん生まれました。
そんなふうに、技術や文化の進歩に合わせて「自分らしく幸せに生きる」という意味も広がっていったんです。

そっか!
だから「突然隣にビルが建って、自分の家が日陰になったりしない権利(=日照権)」みたいな権利が出てきたんだね。

「結婚相手を自分で選べる(=自己決定権)」みたいなのも、最近できた考え方なんだね~

第2章:人権作文で書きやすいテーマ

人権の種類は分かったけど、何をテーマに書いたらいいか難しいよ…

そう言うと思って、人権作文でよくあるテーマを3つまとめたよ!

テーマ1:いじめによる人権侵害

いじめも人権侵害なんだね。

いじめは、いじめられてる人の「幸せに生きる権利」を侵害してるもんね。

<strong>塾長</strong>
塾長

そうですね。
いじめがどんな人権を侵害しているのか、たとえば埼玉県富士見市の「いじめ防止パンフレット(平成30年度版)」にはこんなふうに書かれています。

いじめ防止パンフレット(埼玉県富士見市)

1.生きる権利の侵害…いじめによって、命を失ってしまうことがあります。

2.育つ権利の侵害…いじめによって、学校に行けなくなってしまうことがあります。

3.守られる権利の侵害…いじめによって、持ち物やお金をとられてしまうことがあります。

4.参加する権利の侵害…いじめによって、仲間はずれにされてしまうことがあります。

具体的な作文の書き方はこのページの第3章で説明してるから、テーマが決まったらそこを読んでみてね!

<strong>塾長</strong>
塾長

いじめがテーマの作文を書く時は、こんなキーワードが使えます。
気になる言葉があったら調べて、作文のネタにしてくださいね!

作文のキーワード

いじめをなくすには? /「良い学校」とは? / いじめをする人・される人・いじめを見ている人 / ルッキズム(外見至上主義)/ 個性を尊重する / みんな違ってみんないい / 分からなくても否定しない / 言葉の力 / 言葉の暴力 / 行動に移すこと / 「いじり」はいじめ / 自分自身が変わること

テーマ2:インターネット(SNS)での人権侵害

「インターネットでの人権侵害」って、どういうこと?

LINEでの悪口とか、仲間はずしとかかな?
SNSは匿名できちゃうから、ひどいことを書き込む人がいるよね。

<strong>塾長</strong>
塾長

インターネットと人権侵害については、法務省のwebサイトに分かりやすい資料がありました。
「あなたは、大丈夫?考えよう!インターネットと人権<四訂版>」
※リンク先のページの、真ん中より少し上にあります。

あなたは、大丈夫?考えよう!インターネットと人権(法務省)

①ネットいじめ
SNSやLINEを通じた誹謗中傷や仲間はずしが発生している

②誹謗中傷
・有名人であっても、一般人と同じように傷つく
どんな人に対してでも、誹謗中傷をすることは人権侵害
・誹謗中傷によって、裁判になったり損害賠償を求められることがある

③個人情報の拡散
・SNSに投稿した写真や動画から、住所や氏名など個人情報が特定される危険性がある
・特定の情報を投稿する時は十分な注意が必要​​

④性犯罪・リベンジポルノなど
・SNSを通じて知り合った人により性犯罪や児童ポルノ、リベンジポルノの被害に遭うことがある

⑤インターネットでの差別
・特定の国や地域に対する、ネットでの差別的な投稿やヘイトスピーチが問題になっている
・差別的な言動は人権侵害にあたる​

この冊子、人権作文で使えそうなことがいっぱい書いてある!
コンクールを主催してる法務省が紹介してるから、作文のネタとしてはバッチリだね!

<strong>塾長</strong>
塾長

インターネット(SNS)での人権侵害がテーマの作文を書く時は、こんなキーワードが使えます。
気になる言葉があったら調べて、作文のネタにしてくださいね!

作文のキーワード

誹謗中傷 / 匿名(とくめい)/ 言葉の力(暴力)/ 相談できる人を作る / スマートフォンの危険性と正しい使い方を学ぶ / 家族でSNSのルールを決める / スクリーンタイム / フィルタリング /ペアレンタルコントロール機能 / デジタルタトゥー

作文の具体的な書き方はこのページの第3章で説明してるから、テーマが決まったらそこを読んでみてね!

テーマ3:障害を理由とする人権侵害(障害者への偏見や差別)

障害のある人を差別したり、いじめたりするのって本当によくないよね。
小学生の時クラスにそういう人がいて、すごく嫌だったな。

私は最近バリアフリーユニバーサルデザインについて学校で習ったから、それについて書いてみたいなぁ。

<strong>塾長</strong>
塾長

2人とも、いい体験談が書けそうですね。
障害を理由とする人権侵害についても、法務省のwebサイトに分かりやすい資料がありました。
「障害のある人と人権~誰もが住みよい社会をつくるために~」(令和4年度改訂版)【PDF】
※リンク先のページの、真ん中より少し下にあります。

障害のある人と人権~誰もが住みよい社会をつくるために~

障害のある人を取り巻く4つの障壁

①物理面の障壁
→段差などの障壁
例:駅のホームにエレベーターがない(またはとても遠回りになる) など

②制度面の障壁
→人の多様性を考慮しない社会のルールなどの障壁
例:手で字を書けないと試験を受けられない など

③文化・情報面の障壁
→音声や字幕等がないなど、情報をさえぎる障壁
例:目の見えない人は読める本や漫画が限定される など

④心の障壁
→差別や無関心など、自分とは違う他人を受け入れようとしない、人の心の障壁
例:「障害は自分と関係ない」と思い込み、障害のある人のことを知ろうとしない など

この冊子にも人権作文で使えそうなことがいっぱい書いてあるね!

<strong>塾長</strong>
塾長

障害を理由とする人権侵害がテーマの作文を書く時は、こんなキーワードが使えます。
気になる言葉があったら調べて、作文のネタにしてくださいね!

作文のキーワード

(心の)バリアフリー / ユニバーサルデザイン / 「発達障害」ではなく「非定型発達」 / ニューロダイバーシティ / アンコンシャスバイアス / 理解 / 行動に移すこと / ヘルプマーク

作文の具体的な書き方はこのページの第3章で説明してるから、テーマが決まったらそこを読んでみてね!

第3章:質問に答えるだけで書ける!人権作文の書き方

人権作文のテーマは分かったけど、どう書き始めればいいか分からないよ…

そんな人には、まなびやさん式「3ステップ人権作文で書くのがお勧め!

ステップ①~③の図を見て質問に答えるだけで、君にとって一番簡単な作文の書き方が分かるよ!

ステップ①:人権作文の基本形を知る

<strong>塾長</strong>
塾長

人権作文は、実は7つのパーツでできています。
このページの冒頭に載せた図をもう一度引用しますね。

人権作文の基本形

1.書き出し
例)「人権」と聞いた時、最初に思いついたのはいじめのことでした。

2.調査
例)いじめと人権について、インターネットで調べてみました。

3.分かった事実
例)「 」というサイトには、こんなことが書いてありました。

4.意見と根拠
例)これを読んで、私は( 意見 )と思いました。なぜなら( 理由 )だからです。

5.体験談(作文のメインになる部分)

6.体験談を踏まえた意見
例)この経験からも、私は( 意見 )と思います。

7.まとめ
例)人権作文を書くことを通して、私は(  )ということを学びました。
これからは(  )していきたいです。

すごい!
なんか書けそうな気がしてきた!

ステップ②:基本形にパーツを当てはめる(前半)

<strong>塾長</strong>
塾長

そして、各パーツごとによくある書き方の例を紹介すると、こんな感じになります。
まずは前半(1~3)です。

人権作文 よくある書き方の例(前半)

1.「書き出し」の書き方

パターンA

・人権という言葉を聞いた時、最初に私が気になったのは( テーマ )についてです。

なぜなら( 理由 )だからです。

例:人権という言葉を聞いた時、最初に私が気になったのはいじめについてです。なぜなら、私も小学生の時に嫌がらせを受けたことがあるからです。

パターンB

・人権作文が宿題に出された時、何を書けば良いか分からなくて悩みました。

なぜなら( 理由 )だからです。

例:なぜなら、「人権」の意味がよく分からなかったからです。
例:なぜなら、人権についての体験談が思いつかなかったからです。

2.「調査」の書き方

パターンA

・そこでまず、私は( テーマ )について、( インターネット/図書館 )で調べてみました。

すると、( サイト名/場所 )で「 本/サイトの名前 」という( ウェブサイト/本 )を見つけました。

・( テーマ )について、そこには〇個のことが書かれていました。

例:そこでまず、私はいじめと人権の関係について、インターネットで調べてみました。すると、埼玉県富士見市のウェブサイト「いじめ防止パンフレット」という冊子を見つけました。
いじめに関係する人権について、そこには四つのことが書かれていました。

パターンB

・そこでまず、私は人権とは何か調べてみることにしました。

パターンC

・そのため、私は人権について他の人がどんな体験をしているのか知りたくなりました。

・そこで、人権作文コンテストの過去の入賞者の作文を読んでみることにしました。

3.「分かった事実」の書き方

パターンA

・テーマについて、サイトや本に書いてあることを2~4個くらいまとめる

パターンB

・人権について、サイトや教科書等に書いてあることを2~4個くらいまとめる

パターンC

入賞作品を1~3個読んで、内容を要約する
 ※過去の入賞作品のリンク集:「全国中学生人権作文コンテスト 公式サイト」(法務省)
 ※まなびやさんおすすめの入賞作品集はこちら

パターンを組み合わせれば、簡単にオリジナルの作文が書けそうだね!

困った時は「書き方フローチャート」を使う

でも、どれにすればいいか迷っちゃうな…
自分に合ったパターンを簡単に探す方法はないの?

<strong>塾長</strong>
塾長

そんな人には、まなびやさんが授業で使っている「書き方フローチャート」というプリントがあります。

<strong>塾長</strong>
塾長

このプリントを使えば、質問に答えていくだけであなたにピッタリの書き方が分かるんですよ。
文字数の配分の仕方など、このページよりも詳しく解説をしています。

やってみたいです!
そのプリントはどうやったらもらえるんですか?

<strong>塾長</strong>
塾長

それは、まなびやさんの夏期講習を受講して…と言いたいところですが、
今年は、公式LINEに登録してくれた人限定で、無料プレゼントします!

やったー!登録します!

でも、なんで無料なんですか?

<strong>塾長</strong>
塾長

実は、まなびやさんは来年から小論文の専門塾としてリニューアル予定なんです。
その時チラシに公式LINEの友達〇千人突破!!みたいに書けたらカッコ良くないですか?

だから今年の夏は無料の動画解説も作ったり、大盤振る舞いです!
教材作るのはめっちゃ大変なので、今年だけですよ!

というわけで、友だち登録でまなびやさんを応援していただけたら嬉しいです!!

📖📖📖

<strong>塾長</strong>
塾長

ちょっと話がそれましたね。
続いて、よくある書き方の例の後半(4~7)を説明しますね。

ステップ③:基本形にパーツを当てはめる(後半)

人権作文 よくある書き方の例(後半)

4.「意見と根拠」の書き方

パターンA

・ここまで調べた中で、一番私の印象に残ったのは( 選んだテーマ )についてです。

なぜなら( 理由 )からです。

例:ここまで調べた中で、一番私の印象に残ったのはいじめと人権についてです。
なぜならいじめは重大な人権侵害で、受けた人の心や、周りにいる人の心を深く傷つけるからです。

パターンB

この〇つの作文(←過去の入賞作品)を読んで、私は改めて   )だと感じました。

なぜなら、私も『 入賞作品の題名 』で書かれていることと似た体験をしたことがあるからです。

なぜなら、私も〇〇さん(=入賞作品の作者)に共感したからです。

例:この二つの作文を読んで、私は改めて( いじめの残酷さと、人を癒やす言葉の大切さ )を感じました。

5.「体験談」の書き方

パターンA…小さなエピソードを2~3個書く

「 選んだテーマ 」について…

最初に思いつくのは、( 1つめの体験談 )です。( 詳しい内容 )
次に思いつくのは、( 2つめの体験談 )です。( 詳しい内容 )
そして一番私の記憶に残っているのが、( メインの体験談 )です。( 詳しい内容 )

例:最初に思いつくのは、私が小学五年生の時のことです。
  次に思いつくのは、中学一年生の夏休みの時のことです。
  そして一番私の記憶に残っているのが、京都に修学旅行に行った時のことです。

パターンB…大きなエピソードを1つだけ書く

例:それは私が小学六年生で、〇〇の授業を受けていた時のことでした。(中略。ミニエピソードを3~4個書く)
その中でも一番つらかったのは、友だちに無視されてしまったことです。(中略)
そんな時、Aさんが私に〇〇と声をかけてくれました。
その時私は「  」と感じました。

6.「体験談を踏まえた意見」の書き方

この体験からも、私は( 意見 )だと思います。

このように、( 体験談を通して伝えたいことを要約 )です。

このことからも、私は( 意見 )だと思います。

例:このように、いじめは被害者の心も、それを見ている人の心も深く傷つけます。
これは人権、つまり、自分らしく幸せに生きる私たちの権利を侵害する行為です。

このことからも私は、いじめは許されないことだと思います。

7.「まとめ」の書き方

パターンA

人権作文を書くことを通して、私は(   )を 知る / 学ぶ ことができました

さらに、(   )ということも知りました。

例:人権作文を書くことを通して、私はいじめが人権問題だということを学ぶことができました。それと同時に、いじめの被害を受けた人の人権を守るために、たくさんの人たちが努力していることも初めて知りました。

パターンB

・これからも、(   )について勉強していきたいです。

・これからも、(   )について考え続けていきたいです。

・今度〇〇に行った時には、××してみようと思いました。

例:世の中には私が知らない人権問題がまだまだたくさんあると思います。これからも、人権について学び続けていきたいです。

第4章:例文を参考にする

人権作文って、いろんな書き方があるんですね!

<strong>塾長</strong>
塾長

はい!
ここまで書いてきたパターン組み合わせると、こんな作文が書けますよ。

【例文】人権作文

1.書き出し

 人権という言葉を聞いた時、私が最初に気になったのはいじめのことです。
なぜなら私も、いじめを見たり聞いたりして悲しい気持ちになったことがあるからです。

思いついたことと、その理由を書きました

2.調査

そこでまず、私はいじめと人権の関係について、インターネットで調べてみました。すると、埼玉県富士見市のウェブサイトで「いじめ防止パンフレット」という冊子を見つけました。

いじめに関係する人権について、そこには四つのことが書かれていました。

どんな人権について、何を使って調べて、何を見つけたか。そこに何個のことが書かれていたか、を書きました

3.分かった事実

一つ目は、育つ権利です。これは、自分らしく成長できるように教育を受けたり、友だちと遊んだりすることができる権利です。いじめによって学校に行けなくなることは、この権利の侵害になります。

二つ目は、守られる権利です。これは、暴力や虐待、有害な労働などから守られる権利です。いじめによって持ち物やお金を取ることは、この権利の侵害になります。

三つ目は、参加する権利です。これは、自由に意見を言ったり、集まってグループを作ったり、活動したりできる権利です。いじめによって誰かを仲間はずれにすることは、この権利の侵害になります。

そして四つ目は、生きる権利です。ご飯を食べたり、病院に行ったり、生きていくために必要な支援を受けることができる権利です。いじめによって誰かが命を失ってしまうことは、この権利の侵害になります。

資料に書かれていたことを、自分なりにまとめました

いじめと人権の関係について調べてみて、私の知らないことばかりで驚きました。
そこで私は、他にどんな人権があるのかインターネットでさらに調べてみました。

「〇〇でさらに調べてみました」のフレーズを使うと3.「分かった事実」の文字数を増やせます。文字数が足りない時は試してみてください。

最初に調べたのは、インターネットと人権についてです。すると、スマートフォンや様々なアプリの普及によってコミュニケーションの輪が広がった反面、それらがきっかけになった事件や犯罪も増えていることが分かりましたたとえば、LINEでの仲間はずれで自ら命を絶ってしまう人がいたり、有名人の悪口を拡散した人が名誉棄損で訴えられる事件が起きたりしています。

次に調べたのは、障害と人権についてです。法務省の『障害のある人と人権』という冊子によると、日本には障害のある人が約九百六十五万人もいるそうです。つまり、日本人の十三人に一人が何らかの障害をもっているということです。
しかし、障害者に対する差別や偏見はまだまだ残っています。たとえば、障害を理由にアパートへの入居を拒否されるという事案が、この冊子では紹介されていました。

「たとえば」のフレーズを使って、具体的な事例を書くと説得力ある作文になります

4.意見と根拠

ここまで調べた中で、一番私の印象に残ったのはいじめと人権についてでした。
なぜならいじめは重大な人権侵害で、受けた人の心や、周りにいる人の心を深く傷つけるからです。

調査を終えた後、改めて一番書きたいテーマを書きます。なぜそのテーマについて書きたいのかの理由も書きます

5.体験談

私は今まで何度か、いじめを見たり聞いたりしたことがあります。

最初に思いつくのは、修学旅行に行った時のことです。私は中学三年生の時、修学旅行で京都に行きました。現地までは新幹線で移動をして、宿に着いて荷物を置いた後はバスでお寺や神社を巡りました。バスには名所を案内するバスガイドさんが乗っていたのですが、清水寺に着いた時にちょっとしたトラブルが起きました。清水寺を説明している途中で、ガイドさんが説明の内容を忘れてしまったのです。言葉に詰まっているガイドさんを見て、学年の何人かが「それでもプロかよ。」「ガイドなのにセリフ忘れてんじゃねーよ。」と言いました。私はこの言葉を聞いて心底嫌な気持ちになりました。言葉の暴力は、それを言われた相手も、周りで聞いている人たちの心も深く傷つけます。

中学三年生、京都、移動方法、清水寺など、細かいことも具体的に書くと体験談が膨らみます。「私のことをまったく知らない人にあの時の状況を伝えるとしたら、どんな情報を書けば伝わるだろう?」と考えながら書くと、いい作文が書けます。

次に思いつくのは、私が小学五年生の時のことです。私のクラスメイトにA君という子がいたのですが、彼はいわゆる「いじられキャラ」でした。彼が何かをするたびにクスクス笑い声が起きたり、変なあだ名をつけられたり、いつも笑いものにされたりしていました。しかし、私はA君になにもすることができませんでした。何か言えば、次は私が標的になるからです。どうしたら良かったのか、私は今になっても考え続けています。

「どうすればいいか分からなかった」という正直な気持ちも、立派な作文の材料になります。

そして一番私の記憶に残っているのが、中学一年生の時のことです。中学生になり、私は念願のスマートフォンを買ってもらうことができました。さっそくLINEをインストールし、友達とのやり取りを楽しんでいました。しばらくして、クラスの中でLINEグループが作られるようになりました。グループは一つだけではなく、クラスの全員が参加しているものもあり、仲の良い友達同士で作っているものもありました。私は仲の良い友達といくつかのグループを作り、学校のことやゲームのことなどいろいろなやり取りをしていました。そしてグループができてしばらくした後、ある友人から私に一通の個別メッセージが届きました。そのメッセージには「Aさんが君の悪口を言ってたよ。」という文章とともに、その証拠の画像が添付されていました。私はその画像を見た瞬間、心が凍りつくような気持ちになりました。特にAさんとは親しくなかったものの、私がAさんに何かをしたわけではありません。陰口を言われた時に心がどれだけ傷つくのか、実際に自分が言われてみて初めて実感しました。

修学旅行のエピソードと同じく、時系列に沿って状況を詳しく説明して内容を膨らませました。各体験談の最後に「感じたこと/考えたこと」を一文入れることで、作文が引き締まります。

6.体験談を踏まえた意見

このように、いじめは被害者の心も、それを見たり聞いたりしている人の心も深く傷つけます。これはたくさんの人の人権、つまり、自分らしく幸せに生きる私たちの権利を侵害する行為です。

このことからも私は、いじめは決して許されないことだと思います。

「このように」と「このことからも」がキーフレーズです

7.まとめ

人権作文を書くことを通して、私はいじめが人権問題だということを学ぶことができました。それと同時に、いじめの被害を受けた人の人権を守るために、たくさんの人たちが努力していること初めて知りました。私がもう少し早く人権について知っていれば、今まで経験したいじめ問題に対して、何かできていたのかもしれないと思います。

世の中には、私が知らない人権問題がまだまだたくさんあると思います。それは逆に考えると、これから人権について学んでいけば、いろいろな問題を解決する力を身につけられるということです。夏休み明けの公民の授業では、日本国憲法と基本的人権について習うと聞きました。の試験ではこの単元をしっかり勉強し、自分の知らない人権について学びたいと思います。

太字の部分がキーフレーズです。「次」の部分は「これからも(これからは)/今度〇〇した時は」など、他にもいろいろなパターンがあります。

<strong>塾長</strong>
塾長

使えるフレーズをたくさん入れるために、人権作文の規定字数(2,000字以内)より多めの字数で書きました。

例文の構成を参考にしながら、自分なりにアレンジしてみてね!

第5章:人権作文で使えるリンク集

この章では、人権作文の調べ学習に役立つリンクを紹介するよ!

過去の入賞作品法務省のパンフレット人権作文についてのYouTubeもあるよ。
人権作文のネタになりそうなものを探してみてね!

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