書き出し例文集プレゼント中!
税の作文/社会を明るくする運動作文/人権作文 の3種類。
夏期講習で使うこのプリントを、LINE登録してくれた方限定でプレゼント!
このページでは「税の作文」の過去の入賞作品を紹介してるよ!
・介護サービスの体験談を書いた人
・医療や健康保険について書いた人
・被災からの復興の体験談を書いた人
・SDGsやボランティアの経験を書いた人
いろんな体験談や意見が載っててすごく参考になるよ!
キーワードにピンときたら、ぜひリンク先の本文を読んでくださいね!
ちなみに「税の作文の書き方」の本編記事はこっち↓だから、もし読んでない人はこっちから読んでね!
(※このページは本編記事の「第3章」の部分だよ!)
おすすめの入賞作品1|「曾祖母のお墓参りで誓うこと」
まずは1つめの作品です!
介護サービスの体験談を書いた作文だよ!
おすすめ入賞作品1:「曾祖母のお墓参りで誓うこと」
(国税庁長官賞| 卯田 彩乃 さんの作品)
作文の構成が見事!ストーリー展開が参考になる作品
◆【前半】消費税は嫌だなと感じた
→【中盤】公共サービスのお世話になった(=考えが変化するきっかけの出来事)
→【後半】税の大切さに気づいた、という展開の作品。この構成はどんなテーマの作文にも応用できます。
◆キーワード
曾祖母との思い出
- お母さんと買い物に行くと、消費税がかかる商品を購入する度に税金を取られている感覚があった
曾祖母の介護と税金
- 曾祖母が四年前に急に倒れた
- 約二年間寝たきりの状態になり、介護施設にお世話になった
- 曾祖母の入院費用について祖父から「税金がうまく使われている」と教えられた
- 調べてみると、税金の歳出のトップ項目は社会保障関係費だと分かった
- 母が「おばあちゃんの今の生活は税金で助けてもらっている」と話してくれた
税金の重要性と私の気付き
- 国や都道府県・市町村は公共サービスを行っており、これらは税金があってこそ
- 消費税を「取られるだけのもの」と感じていたことに恥ずかしさを覚えた
- 税金を払うことは自分以外の人が安心して生きることにつながる
- 曾祖母の介護サービスがきっかけで、税の仕組みについて改めて考え直すことができた
僕もおばあちゃんが介護サービスを受けてるから、その体験談が書けそうかも!
「税金を払うことは自分以外の人が安心して生きることにつながる」っていう意見、共感できるな~。
おすすめの入賞作品2|「小さな納税者」
次は2つめの作品です!
通院(=医療費)や学校の体験談を書いた作文だよ!
おすすめ入賞作品2:「小さな納税者」
(国税庁長官賞|阪口 絵麻 さんの作品)
病院(通院)や学校の体験談を書きたい人にオススメの作品
◆キーワード
医療費の助成
- 母と一緒に歯医者の定期検診に行った
- 自分の医療費が無償であることを知った
- 太田市では十八歳までの子供の医療費が助成されている
税金の恩恵
- 以前、世界の通学路の様子を描いた本を読んだ
- 私は舗装された道路を歩き、信号機に安全を守られて学校へ行く
- 学校には当たり前のように机や椅子があり、教科書をもらえる
- この「普通」を作り出しているのは税金だと気付いた
税金の見えにくさ
- 税金は見えにくい。意識しないと見えない
- しかし、その見えにくさこそが平等に税金の恩恵を受け取っている証だ
「見えにくさこそが平等に税金の恩恵を受け取っている証」っていう意見、すごく納得したな~。
あたり前すぎて普段は意識しないけど、失ってみると大事な物ってあるよね…
おすすめの入賞作品3|「『おいしいね』が響きあう」
次は3つめの作品です!
子ども食堂の体験談を書いた作文だよ!
おすすめ入賞作品3:「『おいしいね』が響きあう」
(国税庁長官賞|川内 凜々さんの作品)
子ども食堂に参加したことのある人にオススメの作品
◆キーワード
子ども食堂への訪問
- 今年の夏休み、子ども食堂へ行った
- その子ども食堂は助成金制度を利用して運営されていた
- 日本の子どもの七人に一人が貧困状態と言われる。子ども食堂を支える助成金は命の源だ
税金の役割
- 税金がみんなの暮らしを支えている
- 助成金も税金の一部であり、みんなの善意が詰まっている
- SDGsの理念「誰一人取り残さない」を実現し、一人ひとりの笑顔を支えたい
- 助成金で多くの人が救われることは尊い税金の使われ方だ
僕も子ども食堂に参加したことあるよ!みんなでご飯食べるのが楽しかったな~。
「気になって子ども食堂を調べると」のフレーズから、自然に「調べたこと」の段落に移るところも参考になるね!
おすすめの入賞作品4|「『税』の意義」
次は4つめの作品です!
児童養護施設の体験談を書いた作文だよ!
おすすめ入賞作品4:「『税』の意義」
(国税庁長官賞|浜 日奈乃 さんの作品)
「税は大切だ」という意見を書きたい人にオススメの作品①
◆キーワード
児童養護施設での生活
- 児童養護施設に入った経験がある
- 施設では、服や下着、靴下など生活に必要なものを全て揃えてもらった
- 塾や華道を習い、栄養バランスの良いご飯を毎日三食食べていた
児童養護施設の運営
- 児童養護施設のどんなところに税金が使われているのか調べてみた
- 習い事の費用、人件費、食費、洋服代、新生活の準備などに税金が使われていた
- 施設で暮らす子供たちは、税金のおかげで生活できていると分かった
- あの時不自由なく生活させて貰えていた事に本当に感謝しているし、税金があって良かったなと心の底から思っている
税金の重要性
- 誰もが一度は「税金がなくなればいいのに」と思ったことがあるかもしれない
- だが、税金は施設だけでなく、道路や橋の整備、警察、学校の建設などにも使われている
- 税の力を借りずに生活している人間はいないはずだ
- 税金によって助けられている人間が税を払わないのは無責任な話だ
「税の力を借りずに生活している人間はいない」っていうのは、本当にその通りだよね。
実際に税金の仕組みで救われた人の体験談だから、すごく説得力があるな~。
おすすめの入賞作品5|「『お父さん』と税金」
次は5つめの作品です!
遺族年金に救われた体験談を書いた作文だよ!
おすすめ入賞作品5:「『お父さん』と税金」
(国税庁長官賞|中村 嶺治 さんの作品)
「税は大切だ」という意見を書きたい人にオススメの作品②
◆キーワード
ひとり親家庭等医療助成制度
- 父が、私が一歳、兄が四歳の時に心不全で急死した
- 父が亡くなった後、兄が病気を発症し、手術が必要になった
- ひとり親家庭等医療助成制度のおかげで、兄は手術を受けることができた
- 助成金の財源は主に税金だ
母の言葉と税金の恩恵
- 母は「お父さんが税金や年金を納めてくれたから、今の生活がある」と言っていた
- 父が真面目に税金や年金を納めてくれたおかげで、私たちは救われた
- 家族は遺族年金を受け取っていた
税金の役割と感謝
- 税金が使われている制度の中には、困っている人に寄り添う制度もあると分かった
- 日本に住む人々や父が税金や年金を納めてくれたおかげで、今の生活がある
- 税金は、日本に住む全員の未来を保証する制度だ
「遺族年金」は働いている人が亡くなった時、残された家族が受け取れる年金なんだよ。
他にも、病気や怪我で働けなくなった時に受け取れる「障害年金」っていう制度もあるんだって。
年金は、苦しい状況に陥った人の生命線を守る役割もあるんだね。
おすすめの入賞作品6|「未来への投資である税」
次は6つめの作品です!
税に批判的な意見を言う人と、肯定的な意見を言う人の違いについて書かれてるよ!
おすすめ入賞作品6:「未来への投資である税」
(国税庁長官賞|小篠 誌織 さんの作品)
「税は大切だ」という意見を書きたい人にオススメの作品③
◆キーワード
消費税の疑問
- 数年前から消費税が十パーセントに引き上げられた
- 昔は消費税がなかったと聞き、なぜ消費税がつくのか不思議に思った
森林環境税の導入
- ニュースで「森林環境税、2024年導入」という記事を見た
- 森林環境税は一人年間千円の納税で、森林保護などに使われる
森林環境税の必要性
- 私には森林環境税はとてもいい話に思えた
- 私が住んでいる山間の集落では林業が衰退し、管理が難しくなっているからだ
批判的な意見と理解
- 森林環境税に対する批判的な意見も多い
- 私がこの税に賛成できたのは、身近に山があり、身近に森林にある問題を感じることができるからだ
- 一方、山が身近にない人には、森林問題が理解しにくく、直接的な利益がないため反対されるのではないか
税を身近に感じる必要性
- 世の中にどのような問題があって、それを解決させるために税がどのように使われているのかを知るべきだ
- 世の中の問題と税の使い道を知ることで、税を身近に感じ、税の良さと大切さを感じられるようになる
- 自分に直接的な利益がなくても、社会全体の利益となることを理解することが大切だ
偶然見たニュースをきっかけに、自分が住んでる地域のことを考えてみたんだね。
ここまで見てきた子どもの貧困問題も、児童養護施設も遺族年金も…世の中の問題をきちんと知ることが、税の大切さを理解するために必要なのかもね。
おすすめの入賞作品7|「納得できる未来にむかって」
次は7つめの作品です!
水害からの復興の体験談を書いた作文だよ!
おすすめ入賞作品7:「納得できる未来にむかって」
(国税庁長官賞|菅原 佳奈 さんの作品)
台風や地震などの災害をテーマにしたい人にオススメの作品
◆キーワード
台風十五号の被害(静岡県)
- 台風十五号が直撃し、それまでの普通の生活が一変した
- 二日間続いた雨で河川が氾濫し、多くの家が浸水し、街全体が断水した。学校も休校になった
- トイレやお風呂が使えず、気軽に水も飲めなくなった
- 水が出る生活が当たり前だと思っていた私は、水が使用できない毎日が本当に憂鬱だった
- その生活を救ってくれたのが税金だった
税金の支援
- 税金は災害時にも使われている
- 民間業者や自衛隊が出動し、取水口の障害物を撤去する作業が行われた
- 市のホームページで復旧作業の状況が案内され、安心して状況を知ることができた
- 市外や県外から給水車が応援に来て、給水所が増設され、次第に人々に笑顔が戻っていった
- 断水は十三日間で完全復旧し、税金という制度のありがたさを感じた。災害からの復旧を、みんなとても喜んだ
税金の重要性
- 少子高齢化が進み、国の税金収入が減少する時期が迫っていることを自覚する必要がある
- 未来の納税者として、税金について関心を持ち、学び、知ることが必要だ
災害の当事者の目線で書かれてるから、体験談にすごく説得力があるな~
もし税金が不十分だったら、こういう災害復興もできなくなっちゃうんだろうね…
おすすめの入賞作品8|「命を守るために」
次は8つめの作品です!
これも台風などの水害について書いた作文だよ!
おすすめ入賞作品8:「命を守るために」
(国税庁長官賞|下村 百花 さんの作品)
資料をうまく引用したい/まとめたい人 にオススメの作品
◆キーワード
朝日町の河川工事(三重県)
- 朝日町は朝明川と員弁川に挟まれた場所に位置
- 橋を渡る時に大きな重機やトラックを何台も見かけるようになった。父に洪水対策だと教えられた
- 数年前の豪雨で員弁川の支流が氾濫し、水位が高く茶色く濁った水が勢いよく流れていて恐ろしかったことを思い出した
河川整備計画の確認
- 三重県のWEBサイトで「河川整備計画」を閲覧した
- 県内の二級河川は三重県が管理しており、過去の被害状況や工事概要、生態系の保全について記載されていた
- 工事は氾濫を防ぐためのものだと分かった
- この工事は私の住む地域だけでなく、県内全体で行われていることを嬉しく思った
- 同時に、大規模な工事をいくつも行う費用は相当な額だろうと思った
財政の内訳と税金の役割
- そこで「ハロー・タックス」という資料をもらい、三重県の財政について調べた
- 歳出の約10%が土木費、つまり道路・橋・河川や公園の整備に使われていると分かった
- その財源は県税、地方消費税清算金、国からの交付金が約80%を占めていた
- 税金が地域の人の安全と命を守るために使われていると知った
水害は毎年どこかで起こる
- 線状降水帯や台風による川の氾濫が、全国で毎年のように起きている
- 家屋が倒壊したり、農作物が収穫できなくなったり、人命や生活に深刻な被害が出ている
- 国民全員の命を守るために、全国で河川の調査や工事を進める必要がある。その財源として税金が必要だ
- 自分が納税する立場になった時、その重要性を認識したい
確かに、最近「線状降水帯」っていう言葉をたくさん聞く気がする…
「三重県のWEBサイト」「河川整備計画」みたいな固有名詞や、「10% / 80%」みたいに具体的な数値が書かれてるから、作文にさらに説得力が増してるね!
おすすめの入賞作品9|「税金でつなぐ命のリレー」
次は9つめの作品です!
ドクターヘリの体験談を書いた作文だよ!
おすすめ入賞作品9:「税金でつなぐ命のリレー」
(国税庁長官賞|梅谷 彩花 さんの作品)
ちょっと変わった視点から書きたい人 にオススメの作品
◆キーワード
ドクターヘリの導入と運用
- 日本全国には47都道府県に56機のドクターヘリが配備されている
- 和歌山県でも2003年1月からドクターヘリの運用が開始された
ドクターヘリの運用費用と法律
- ドクターヘリは「ドクターヘリ特別措置法」に基づいて運用されている
- 管理・運航費用は年間約2億5千万円で、国や都道府県が負担している
- この費用は国民が納めた税金で賄われている
ドクターヘリの費用と利用
- ドクターヘリの一回の往復には約50万~100万円かかる
- 日本では患者の費用負担はない。年間2,000人以上の命を救っている
- それに比べ海外では、一回の利用で500万円以上を請求された例も聞いたことがある
- ドクターヘリは救急車に比べて治療までの時間を大幅に短縮し、多くの命を助けている
税金の意義と自己認識
- ドクターヘリの運航に納税という形で協力できる
- 税に対する疑問やマイナスのイメージが変わり、税金の意義を理解できた
- 弟に「ドクターヘリを飛ばしているのはみんなの力」と教えたい
「ドクターヘリ」って聞いたことはあったけど、これも税金で運用されてるんだね!
ドクターヘリみたいに「一部の人しか使わないけど重要なもの」を探して作文を書いてみるのも面白いかもね~。
おすすめの入賞作品10|「よりよい日本のために」
最後に10個めの作品です!
国民健康保険制度について調べたことを書いた作文だよ!
おすすめ入賞作品10:「よりよい日本のために」
(国税庁長官賞|齋藤 美心 さんの作品)
日本とアメリカの医療制度の違いについて書きたい人にオススメの作品
◆キーワード
日本とアメリカの医療費の違い
- 芸能人のたむらけんじさんがアメリカで支払った歯の治療費は94,500円だとニュースで見た
- 日本で同じ治療をすると、約5,000円で済むことを母親から聞いた
- どうしてこんなに違うのか疑問に感じ、調べてみた
国民健康保険制度の存在
- 日本には、アメリカにはない国民健康保険制度がある
- 日本国民は国民健康保険税を支払う義務がある
- 保険に加入すると三割の自己負担で医療が受けられる。残りの七割は保険でまかなわれる
- だから同じ歯の治療でも、日本はアメリカよりずっと安く済む
納税の重要性
- 父が毎年納めている国民健康保険税がどのように使われているかを理解した
- 私自身も税金の恩恵を受けていると知り、納税の大切さを実感した
コロナ禍における医療支援
- コロナ検査や薬の処方、支援物資の提供が税金によって無償で行われた
- 私も二度コロナになった。これらの仕組みにとても感謝している
- 同じ頃、アメリカではコロナで多くの人が亡くなっている。そこには健康保険の有無が大きく関わっていると思う
- 日本では救急車が無料で利用できる。有料のアメリカでは、救急車を呼ぶのを諦めた人がいたかもしれない。治療費が高額で診てもらえなかった人もいるかもしれない
- 税金を「なんで払わなくてはいけないの」とは、もう考えなくなった
日本は欧米と比べて本当に医療費が安いんだね~。
自分が外国に行ったことがなくても、テーマに合ったニュース記事を引用すれば体験談が書けそうだね!
「税の作文の書き方」の本編はこちら!
共感できる体験談や意見がたくさんあって、何だか作文が書けそうな気がしてきた!
次は例文を参考にしながら、いよいよ実際に作文を書いてみるよ!
「税の作文の書き方」の続きはこちら!
(※「第5章 「税の作文』の例文」からお読みください)
【夏休み限定】書き出し例文集&解説動画プレゼント中!
夏休みの作文で困ったら
夏休みって作文の宿題が大変なんだよね…
まなびやさんでは、他にもいろんな作文の書き方を紹介してるよ!
アクセス数やLINEの友達登録が伸びたら動画解説も作ろうと思っているので、ぜひ他のページも見て行ってくださいね!
7/24更新:「日本一わかりやすい税の作文の書き方」の動画を公開しました!
もしこのページが役に立ったと思ったら、友だち登録していただけると嬉しいです!