【中学生・高校生】「社会を明るくする運動」作文の書き方&ネタ集(2022/8/22更新)

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このページでは「社会を明るくする運動」作文のネタや書き方について、まなびやさん塾長が解説しています。

「社会を明るくする運動」作文のネタ

今回取り上げるネタは2つです。
以下のテーマに分けて、それぞれ考えていきます。

テーマ①:犯罪や非行のない地域社会づくりについて

テーマ②:犯罪をした人の立ち直りについて

テーマ①:犯罪や非行のない地域社会づくりについて

犯罪や非行のない地域社会づくりについて書くためには、

そもそも、犯罪や非行は「どうして起こるのか?」

について考えるといいです。

私の考え(作文のネタ)は以下のとおりです。

1.割れ窓理論

もしあなたの学校の窓ガラスが割れていて、ずっとそのままにされていたらどんな気分になりますか?
不安だったり心配だったり、きっと嫌な気分になりますよね。

では、どうして不安な気持ちになるのでしょうか?
それは「先生たちが、学校のことをどうでもいいと思っている。自分たちのことを守ってくれないんだ」と感じられるからではないでしょうか。

逆に、悪いことをする人たちには「ちょっとくらい悪いことをしても平気なんだな」と感じられるはずです。

すると、窓ガラスがもう一枚割れます。
私たちはますます不安になり、悪いことをするたちは「もっとやっても平気だな」と思うようになります。
こうして学校はどんどん荒れて、窓ガラスだけでなく人を傷つけるような事件も起こるようになっていきます。

このように小さな悪いこと、不安・心配なことを片付けずに放っておくと治安が悪化していくことを「割れ窓理論」と言います。
(ぜひインターネットでもっと調べて、作文のネタにしてくださいね!)

上の話の「学校」を「地域社会」に置き換えると、社会を明るくする運動作文のネタになると思います。

割れ窓理論による治安の悪化を防ぐために有効なのが、掃除やごみ拾いといった小さな活動です。
犯罪の原因になるのは、私たちの「小さな不安・不快感・心配」だからです。

町なかにゴミがたくさん落ちていたら、悪いことをする人は「このくらいならやっても大丈夫なんだな」と感じて、私たちを不安にさせる行動をもっとエスカレートさせていきます。
つまり「ちょっとのことでも、悪いことをしたら直す人がいるんだな」と思わせることで、犯罪や非行を小さなまま、大きくさせないようにすることができます。

2.孤独や孤立

あなたは今、お金を盗もうと思いますか?
人を傷つけようと思うでしょうか?
思わないとしたら、「自分がどういう状況になったら」そういうことをすると思いますか?

もし私が犯罪を犯すとしたら、それは自分や、自分の大切な人を守る方法がそれ以外に見つからなくなった時だと思います。

たとえば、自分の大切な人が病気にかかったけれどお金がなくて治療が受けられない。
誰を頼ればいいかも分からない。
自分の目の前で、大切な人が日に日に弱っていく…
もしそういう状況になったら、お金のために犯罪を犯す人がいてもおかしくないと思いませんか。

たとえば、自分が小さい頃から暴力的な人たちの中で育ってきたら。
(日常的に暴力があるような小中学校に在籍していたり、家族や親せきが皆そういう人たちだったら)
その人たちから暴力を振るわれないために、自分も暴力的に振る舞わないといけないような状況だったら。

「頼る人がいない」
「どこに頼ればいいか分からない」
「自分を助けてくれる、国の制度や法律を知らない」
そういう孤独感や孤立
が、犯罪や非行の原因になっているかもしれません。

そういう人たちの孤独や孤立を「どうやったら解決できるだろうか?」と考えると、自分の意見が書けそうだね。

・地域活動などで繋がりを作って、地域で孤立する人を減らす。
・困っている人たちに必要な情報が伝わるような仕組みを考える。
こんな解決策が考えられそうです。

地域のつながりを作るために、あなたには何ができると思いますか?
地域にはどんなことに困っている人たちがいると思いますか?
その人にどんなことを伝えたら困りごとが解消されるでしょうか?

これらの論点について考えていくと、作文の内容が具体的になってくると思います。

テーマ②:犯罪をした人の立ち直りについて

犯罪をした人の立ち直りについて書くためには、

犯罪をした人が「立ち直れない」原因は何か?

について考えるといいです。

私の考え(作文のネタ)は以下のとおりです。

頼る人がいない、生活の自立ができない

少し古いデータですが、少年院を出た人の5年以内再入所率は22.7%だそうです。
つまり一度犯罪を犯した少年少女の4~5人に1人が、早い時期にもう一度犯罪を犯している、ということです。

犯罪を繰り返す人が多い原因について、上の記事ではこれらが指摘されています。

・友達がいない、親もいない
・虐待された経験がある
・性被害の経験があり、自己破壊的な感情を持ってしまっている(自分なんてどうでもいいと感じて薬物を使用したり、犯罪を犯したりしてしまう)
・発達障害があるが適切な支援を受けられず、理解してくれる人がいない
・少年院を出たというだけで就職できない。家を借りるのを断られる
・少年院を出ると急に孤立する。出た後の支援がない

石井光太さん (作家)
「そういったような子どもたちが、どうしていいのか分からないという生きづらさを持っているけれども、その人たちを悪い大人が利用して売春させて、麻薬を売らせて、特殊詐欺をやらせて、そうして入ってくるということがほとんどです。本当に今は反社会の強者が入ってくる場所ではなくて、社会の本当に弱い人たちが入ってきている場所なのです。そういう部分をきちんと考えないと、少年院に何が必要なのかが見えてこないのではないかなと考えています。」

・少年院を出た人の「働く」を支える支援活動
↑の記事に出てきた「認定NPO法人育て上げネット」の参考リンクを貼っておきます。

これらのことを考えると、社会を明るくする運動作文に書く内容として「刑罰を厳しくするべきだ」という意見は成立しづらいことが分かりますね。

犯罪や非行がどうして起こるのか、どうしたら減らしていけるのか…
犯罪を犯してしまった人の背景や、そういう人たちを支えている人たちの意見をもとに考えていけば、きっと良い作文が書けると思います(^^)

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