1.作文メモの作り方 ~運動会の作文編~

このページでは運動会の作文の「作文メモの作り方」を解説してるよ!
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運動会の日にあったことを、じゅん番に思い出してみよう!
作文メモ①:運動会の「前」にあったこと&気持ち
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まずは当日の朝や、練習のときのことを思い出してメモしてみよう!
- 練習のときにがんばった/大変だった/失敗したこと
- 朝起きたときの気持ち
- 朝ごはんのとき、家族と話したこと
- 学校に行くときの気持ち/見たけしき/聞いたこと
- 友だちと話したこと

メモにするとこんな感じだよ!
かじょう書きで、覚えていることをどんどん書くのがオススメ!
「→」みたいな記号を使うと書きやすいよ!
📌作文メモの例:
- いつもより早く目が覚めた
- 前の日に眠れなくて、なかなか起きられなかった
- 食よくなかった
→朝ごはんあんまり食べられなかった
- お母さんが「〇〇」と言ってた。きんちょうしてたからあんまりきちんと聞けなかった
- (練習のとき)バトンを落とした
→本番うまくいくか心配だった
- みんなで円陣を組んだ→気合入った
作文メモ②:心に残った場面の「直前」

心に残った場面の「直前」って、どんなことをメモすればいいの?

場面が始まる少し前のできごとや気持ち などをメモするといいですよ!
- 直前にいた場所
- 直前の気持ち(きんちょう、わくわく、不安など)
- 直前に見たこと、聞いたこと
- 直前に考えていたこと
- 友だちや先生、会場の様子

メモにするとこんな感じだよ!
📌作文メモの例:
- 二番走者が来るのをスタートラインで待ってた。このときが一番きんちょうした
- 息が苦しくなってきた。心臓がどきどきしたから
- 応援の声が聞こえてきた
→疲れてたけど、力がわいてきた
- がんばろう、と心の中で思った
- 友だちが「〇〇」と声をかけてくれた
→少しだけ気持ちが楽になった
作文メモ③:心に残った場面の「始まり」
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次は、心に残った場面が「始まったとき」のことをメモしよう!
- そのときのじょうきょう(負けている、勝っているなど)
- 始まったときに感じたこと
- 始まったときに見たこと、聞いたこと、考えたこと
- 始まったときの体の感覚
- 会場や、まわりの人の様子

メモにするとこんな感じだよ!
📌作文メモの例:
- 赤組(白組)が〇点差で負けていた。次のきょうぎで勝てば逆転できるじょうきょう
- 〇メートルくらい差ができていた
→「このくらいなら逆転できるかも」と思った
- 快晴で、気温は三十五度くらいあった
→暑さで頭がくらくらしてた
- 前のきょうぎが終わって、組体操の会場準備が始まった
- スタートの笛の音が鳴った
- 思いっきりつなを引いた(つな引き)。けど、全然動かなかった
- 手に汗かいた
→「バトン落としたらどうしよう」と不安になった
- 〇〇君が走ってくるのが見えた
作文メモ④:心に残った場面の「しゅん間」

ここが一番大切なところだね!
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うん!
一番心に残ったしゅん間について、できるだけくわしくメモしてみてね!
特に「気持ちの変化」を書くと、いい作文になるよ!
- その瞬間に起こったこと
- その瞬間の気持ち
- その瞬間に見たもの、聞いたもの
- その瞬間の体や心の感覚
- その瞬間に考えたこと

メモにするとこんな感じだよ!
📌作文メモの例:
- バトンを受け取った
→落としそうであわてた
→「絶対に落としてたまるか。」と強く思った
- 全力で走り出した
→転びそうになったけど、なんとかこらえた
- がんばって引いたけど、全然かなわなかった
→くやしくて、ぎゅっと手をにぎりしめた
- 下の友だちの背中がふるえているのを感じた
→「早くのぼらないと、ピラミッドがくずれてしまうかも」とあせった。
- ひざが痛くてたえられなくなりそうになったしゅん間、友だちの声が聞こえた
- 創作ダンスの〇〇(=技名)が決まった
→会場の声援が一気に大きくなった。嬉しかった。
作文メモ⑤:心に残った場面の「けつまつ&感じたこと」
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その場面がどう終わったか、そのときどう感じたかをメモしよう!
- 結果はどうだったか
- 終わったときの気持ち
- 友だちや先生の反応
- そのとき見たもの、感じたこと、考えたこと

たとえばこんな感じだよ!
📌作文メモの例:
- 次の人に無事にバトンを渡せた
→一気にきんちょうがとけて、疲れを感じた
→その場にたおれた
- チームは〇位だった(勝った/負けた)
- みんなで(〇〇君・さんと)声をかけ合って喜んだ
- 練習であんなにがんばったのに、負けてしまった
→すごくくやしかった
- 最後までやりきることができてうれしかった
作文メモ⑥:学んだこと&これからのこと

最後は、「心に残った場面」から何を学んだかをメモするんだね!

そうです!
この経験を通して感じたことや、これからどうしたいと思ったかをメモしてください!
📌ポイント:経験を通して学んだことや、これから(次に)したいことをメモしましょう。
- この経験から学んだこと
- 気づいたこと
- 成長したと思うこと
- これからがんばりたいこと(=目標)

メモにするとこんな感じだよ!
📌作文メモの例:
- バラバラにつなを引いたときは負けてたけど、息を合わせたら勝てた
→仲間ときょう力することの大切さを学んだ
- 練習の最初の方では失敗ばかりだったけど、本番では成功できた
→努力をすれば、結果がついてくることを実感した
- (リレー)自分は、となりの選手より足が遅かったけど、引き離されないようにがんばったらチームが勝てた
→不利なじょうきょうでも、最後まであきらめないことが大切だと知った
- 自分の課題はじきゅう力のなさだ
→日ごろからもっと運動をして体力をつけて、来年はもっと速く走れるようになりたい
- 本番で技のタイミングがずれてしまったのは、練習のときに友だちとしっかり話し合わなかったからだ
→これからの学校のじゅ業でも、相手の意見をきちんと聞くことを大切にしたい
- きんちょうして頭がまっ白になったときに落ち着けたのは、友だちが声をかけてくれたからだ
→自分もそういうことができるようになりたい
→これからは、きんちょうしている友だちがいたら自分から声をかけるようにしたい
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「〇〇だったけど、××の結果になった」みたいなことが見つかると書きやすそうだね!
2.次はいよいよ下書き!
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上の6つのパートのメモができたら、作文の材料が全部そろうよ!

メモがそろったら、いよいよ下書きだね!

下書きの書き方は、↓の記事の「4.下書きのコツ」のところで説明しています。
ぜひ読んでみてくださいね!
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